日常生活の小ネタ

大企業で働くメリットとデメリット

  • 大企業の良いところって何があるんだろう?
  • 悪いところもあるよね?

この辺りは働いてみないと分からないこともあります。

 

この記事では実際に大企業で働いている私が「大企業のメリットとデメリット」を紹介していきます。

自分の経験を含めて書いていますので、あくまで一意見として参考にしつつ読んでみてください。

 

大企業の定義

どんな企業を大企業と呼ぶのか?まずはここをはっきりさせておきましょう。

 

実は大企業の定義は明確に決められていません。

 

大企業の定義は決まっていませんが、中小企業の定義は決められています。

中小企業の定義

  • 卸売業…資本金1億円以下、または従業員100人以下
  • サービス業…資本金5000万円以下、または従業員100人以下
  • 小売業…資本金5000万円以下、または従業員50人以下
  • その他の業界…資本金3億円以下、または従業員300人以下

引用 大企業の定義とは?大手企業とはどう違うの?

 

つまり、この中小企業の定義の逆が一般的な「大企業の定義」と言われています。

大企業の定義

  • 卸売業…資本金1億円以上、または従業員100人以上
  • サービス業…資本金5000万円以上、または従業員100人以上
  • 小売業…資本金5000万円以上、または従業員50人以上
  • その他の業界…資本金3億円以上、または従業員300人以上

 

いや、それだと結構当てはまるじゃん。

 

確かにこれだと10,000社以上が当てはまりますね。

 

なので、この記事での定義はもっと分かりやすく次のようにしておきたいと思います。

大企業:東証一部上場している日経225の企業

日経平均株価の元になっている、東京証券取引所第一部に上場する約2000銘柄の株式のうち225銘柄の企業のことです。

これなら大企業と言ってもイメージがつくと思いますし、分かりやすいかなと思います。

 

大企業で働くメリット

圧倒的な安定感

まず潰れるところが想像できない。もし潰れようものなら日本がやばいレベルです。

例えば、鉄道、銀行、通信をイメージしてみてください。無くなったら日本やばくないですか?

大企業は規模も大きいので、最後は国がなんとかしてくれる感もあります。

 

また、よく言われるのが利益剰余金や利益準備金、いわゆる内部留保というものの存在。

企業が蓄えてる資産をイメージしてもらえれば。

 

「100億の赤字」とかになったら普通は潰れますよね。

でも内部留保があるので、赤字でも耐えられるようになってます。赤字になっても潰れないのはこういう仕組みです。

 

福利厚生がいい

基本となる社会保険などはもちろんあります。

その上で、企業が独自で行なっている福利厚生が充実しています。

福利厚生の例

  • 家賃補助、社宅、寮
  • 育児手当
  • 資格取得支援
  • 自己啓発支援
  • レジャー、グルメ、宿泊等の割引制度
  • 持ち株制度
  • 企業型確定拠出年金

 

ちなみに交通費とかの手当が出るのは言うまでもないです。

 

ボーナスがいい

ボーナスは普通に数ヶ月分はもらえます。

額にすると、平均して100〜200万くらい。

 

基本給は中小企業と同じくらいでも、このボーナスで大きく年収が変わります。

年2回、まとまったお金が安定的にもらえるのはありがたいです。



社会的信用がある

いろんな審査に通りやすいです。

例えばこんなもの。

審査の例

  • クレジットカードの審査
  • 賃貸の審査など
  • 家のローンの審査
  • 不動産投資のローン審査

もちろん個人の信用もありますので、絶対に通るとは言えません。

でも、自分の周りでこれらの審査に落ちたという話を聞いたことはありません。

 

ネームバリューがある

会社名を言えば「あ〜あの会社ね」と分かってくれます。

聞き間違えられることもないです。

 

会社が好きな人にとってはそれだけでも嬉しいですよね。

 

休日が多い

働き方改革の一環で、休日はしっかり取らせる方針になっています。

ほとんどの大企業は多分そうなんじゃないかな。

 

逆に取らなかったらマネージャーの責任になりますし、取らないと年度末に催促が来ます。

休日取得のノルマがあるので、半ば強制的に休めるようになっています。

 

休んでも仕事が回る

自分の裁量が明確に決められていて、やることも明確です。

なので休んでいても別の人の手で仕事が回ります。

 

あと正直なところ、歯車といってもコアの部品ではないので、ぶっちゃけそんなに頑張らなくても仕事が回ります。

「自分がいないと仕事が回らない」と言っている人もたまに見かけますが、その人が休んでいても仕事は普通に回ってます。

裏を返せば自分がいなくても良いということになるのでデメリットにもなります。

 

労働組合がある

労働組合はざっくり言うと「会社と戦うための組織」です。

管理職はある程度の裁量権がありますが、それ以外の平社員は無力な存在です。

その無力な平社員たちを守るために、社員全員が加入しているのが「労働組合」です。

 

労働組合があるので会社からの理不尽な要求にも対抗することができます。

 

あと会社への処遇や給料の話だったりはこの労働組合を通して行われます。

ニュースとかで聞くベースアップ(通称ベア)や春闘などがこれに当たります。

いざという時はストライキを使って戦ったりもします。経験したことないけど。

 

法令遵守の意識が強い

今や一つの不祥事で会社の信用が一気に落ちてしまう時代です。

なので、労働基準に関してのルールは厳しいです。

働く立場からすれば一定以上の水準が守られていると感じますし、ブラックという感覚もないです。

 

規模の大きな仕事ができる

億を超えるプロジェクトに携われます。

打ち合わせで「3億の案件が〜」「この前の1億の案件だけど、」みたいな会話が出てきたりもします。

 

また日本だけではなく海外を相手にした仕事もできます。

英語で打ち合わせしたり、英語でメールを打ったりすることもあります。

 

大企業で働くデメリット

仕事の動きが遅い

ハンコレースが多いです。

承認をもらって、承認もらって、承認もらってを繰り返さないといけません。

何かあった時に、「然るべき人が然るべき承認をしている」ことを示すためらしいです。

でもやっぱりハンコをもらうのは時間がかかりますし、それによって仕事が遅くなります。

 

大きすぎて何をしているかわからない

自分がしている仕事が会社の利益にどうつながっているか分かりづらいです。

それに上に行けばいくほど規模が大きくなるので、話もどんどん抽象的になっていきます。

成果が見えづらいのでモチベーションも上がりません。

 

個人の力がつかない

気づいたら資料を作ってばかりの場合もあります。

しかもそれを見るのは一人の上司だけだったり。

 

結果、得られるのはエクセルとパワポの使い方だけとなっていることもしばしば。

このまま同じ会社にいるのであればそれで良いんですが、転職するにも実績を話しづらくなります。

一応フォローしておくと、これは大前提として人と配属部署にもよります。全てがそうではないのであしからず。

 

裁量権がない

自分で決めて動ける範囲が決まっています。

何かをする時は承認プロセスを通さないといけないし、勝手に動くことは許されません。良かれと思ってもです。

毎回、承認してもらわないといけないです。

自分の力で切り開いていく感覚はなく、柵に囲まれた中でいかに工夫するかみたいな感じです。

 

昇格が遅い

どんだけ頑張っても昇格するスピードはみんな同じです。なので給料もほとんど同じです。

課長や部長あたりになってくると実力で若干変わって来ますが、それまではだいたい同じ。

効率よく仕事をして頑張っている人、だらだら仕事して成果を出せてない人、どちらも同じ給料だとモチベが下がりますよね。

評価制度は一応ありますが、上司の裁量によるものが多いです。ボーナスを対象にした一時的なものですし。

 

転勤・出向がある

「4月から〇〇へ出向です」みたいな感じで突然言い渡されます。

嫌なら断れるとは思うんですが、これまで断っている人を見たことがありません。

転勤によって家を解約して家族を連れて移動した人もいるくらいです。

 

ローテーションが遅い

配属されたところで何年も同じ仕事をします。

同じことの繰り返しなのであまりモチベーションが上がりません。

 

会社内のルールがある

会社内での独自のルールがあります。

覚えたところで会社以外では使えないのでなくなれば良いのになと思ってます。

 

必要とされてる感がない

止まってもいい歯車の一つ感があります。

実際に仕事は回るし、誰かが休んだら代わりにやるし。

 

大企業で働いた経験は転職に有利?

若いうちは有利

そもそも若いうちの転職は有利です。未経験だとしてもポテンシャル採用してもらえることもありますので。

 

そこに加えて大企業で働いた経験がプラスされます。

まず、教育制度が充実しているので、ビジネスの基本を学んでいます。

次に、調整ごとも多いので、自然とコミュニケーション能力が付いています。

この2点があるだけでも転職に有利です。

 

年を食うと厳しい

年を重ねると少し厳しくなってきます。一般的にもそうです。

加えて、大企業で10年以上も働いていると、「なんでこのタイミングで転職しようと思ったの?大企業なのに」って思われます。

まずこの質問に答えられるようになってないとダメです。

 

あと、これまでのらりくらりと働いてきた人はちょっと厳しいかなと思います。

大企業という鎧を脱いだ時に、自分でどこまでやれるか?何もできませんじゃ厳しいです。

でも大企業だと実際にありえてしまうから怖いところです。

待遇も良くて、そこそこ仕事していれば結構なお金をもらえるわけです。そういうポジションに甘んじてしまうのは良く分かります。

 

まとめ

というわけで「大企業で働くメリットとデメリット」でした。

参考になれば幸いです。

 

大企業のメリット

  • 圧倒的な安定感
  • 福利厚生がいい
  • ボーナスがいい
  • 社会的信用がある
  • ネームバリューがある
  • 休日が多い
  • 休んでも仕事が回る
  • 労働組合がある
  • 法令遵守の意識が強い
  • 規模の大きな仕事ができる

大企業のデメリット

  • 仕事の動きが遅い
  • 大きすぎて何をしているかわからない
  • 個人の力がつかない
  • 裁量権がない
  • 昇格が遅い
  • 転勤・出向がある
  • ローテーションが遅い
  • 会社内のルールがある
  • 必要とされてる感がない

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