ブラックミラーのシーズン1を見てきました。
ざっくりいうと、「世にも奇妙な物語の海外版」みたいなドラマでした。
1話完結なのでサクッと見れますし、面白かったです。
以降はネタバレ含むので注意です。
「国家」のあらすじと感想
国民に人気抜群のスザンナ姫が誘拐された映像を見せられた英国首相。ツイッター文化を背景にした犯人探しが始まる。犯人は誰なのか、そしてその目的は?
いきなり衝撃的な展開ですね。
ちょっと要求がぶっ飛んでる。要求に対する犯人のメリットはあんまりなさそうなんだけどな。個人的な恨みからの犯行?でもそれなら回りくどいことしなくてもいいのにって思うし。謎。
TwitterとかYouTubeも出てくるし、今っぽい感じのドラマですね。現代を風刺的に描くストーリーって聞いてたから、まさにそんな感じ。
見てる感じ、共犯者が紛れ込んでるっぽいですね。情報が筒抜けになっているような感じがします。あと同時に犯行声明自体も偽物なんじゃね?って思ってきました。指のところはちょっとやりすぎ感があるし、嘘っぽく見えるので。
世論がどんどん変わって行くところとか、ネットで情報がすぐに拡散してしまうところとか、まさに今を反映していますね。
なんかいやーな感じの終わり方でしたね。
「1500万メリット」のあらすじと感想
極度の管理社会で暮らす人々の唯一の脱出手段はオーディション番組に出演しスターになること。しかし優勝者には予期せぬ残酷な状況が待っていた。
壁一面がモニターになってる。全部タッチパネルなのかな?今の技術だったらめちゃくちゃお金かかりそう。あと便利だけどちょっと息苦しい感じもありますね。自然が全くないし。生活は囚人みたいに管理されてるし。すごい世界だ。
なんか三角関係みたいになってる。この3人が話の中心になってきそう。
「メリット」っていう通貨でやり取りしているんですね。この世界は。オーディションに出演するのもメリットがいるみたい。1200万メリットってどんくらいだ?けどまぁ貯めるのも大変なんだろうな。って1500万まで値段上がってるし。仕組みがカイジの地下労働であったペリカみたい。
なんか怪しい雰囲気のあるオーディションですね。ってやっぱりゲスな野郎どもでした。結局自由な世界はないってことみたいですね。
オーディションに受かっても待っているのは管理された世界だったというわけか。
「人生の軌跡の全て」のあらすじと感想
時は近未来、自分の記憶をすべて録画再生できるチップを体に埋め込み、他人との交流にも利用する人々。しかし過去の思い出がもたらす悲劇とは?
全てが録画・再生できる世界かぁ。いい出来事だったら何度も見たいと思うし、そういう使い方をするなら便利そう。逆に嫌な出来事とかも残ってしまうのは嫌だけど。都合よく削除できればいいのにね。
あと、あのときこうだった、みたいな口論も無くなりそうですね。証拠があるわけだし。
あー、自分の記憶を見られるのは嫌ですね。秘密もなしってことですもんね。常に演じてなきゃいけなさそうで疲れそう。
主人公はちょっと嫉妬深い性格みたい。ちょっと度を越してるというか、これは気持ち悪いレベルだな。
結局は完璧に記憶が残ってもあんまりいいことないって感じの終わり方でしたね。使い方もあると思いますけど。